高吸水性樹脂との複合顆粒品; KZ4/SPA20の消臭試験結果
試験条件 試料量100mgを容量1.5Lのガラス容器に入れ、真空ポンプで排気後、ガスを導入し、
所持時間後、ガス検知管でガス濃度を測定。
SEADEO K配合ポリエチレンフィルム(厚さ30μm)の消臭性能
測定方法
容量1.5Lのガラス瓶にポリエチレン袋(タテ300mm,、ヨコ520mm、厚さ30μm)約4gを入れ、真空に排気後、
所定濃度、アンモニア(189ppm)、硫化水素(102ppm)に調整されたガスボンベから目的のガスを導入し、
5分および30分後に、ガス検知管で残存ガス濃度を測定。
SEADEO KZ-4の消臭機構
KZ-4は、Siの一部がAlで置換されたシリカの四面体層と、Znの一部がAlで置換された八面体層の混成層から構成されています。
シリカ層は酸性OH基を有し、塩基性物質の吸着効果があります。
金属八面体層は塩基性OH基を有し、酸性物質の吸着および配位性分子との配位結合に効果があります。
上記以外に、細孔による中性分子の吸着作用も有します。
塩基性ガス:アンモニア、トリメチルアミン、ピリジン等
イオウ系ガス:硫化水素、メチルメルカプタン等
酸性ガス:酢酸、イソ吉草酸
<アンモニア(NH3)の例>
固体酸(Bronsted 酸性)性OH基による吸着
<硫化水素(H2S)の例>
<酢酸(H3COOH)の例>
Zn
Zn
Znに結合した塩基性OH基とイオン結合